買い付け展02の
買い付け日記(2)

2024/02/21

誰?
これは仕入れなかったのですが、今思えば仕入れときゃ良かったなあ...と。
でも次回来る時も残ってそうだし。大邱(テグ)では色いろと買えたけど、なんとなく商品があまり追加され無さそうな予感、大です。

ソウルでは古物の仕入れはせずに別の用事を済ませてタイに移動するつもりだったから、しばらく訪れていなかった市場などをサラリと回ることにしました。久しぶりに反物屋へ行き、ダブルガーゼの手縫いの布巾を発見、とりあえず吸水性などチェックしたくてサンプルを購入。宿で使用感をチェックしたら、洗いものを拭いても繊維が残らなくて使い勝手が良く手縫いの糸も可愛い。布類は最終日にまとめて仕入する事に。
事前に下見した時に目星を付けていた布を買いに市場へ。今回は韓糸+シルク / 韓糸+コットン / 韓糸+大麻 / ローシルクの反物を選ぶことにしました。韓糸+シルクの反物は以前こちらでご紹介したことがありますが、韓糸(ハンジ)は手漉きの紙。
洗うと縮んでシボのある布になります。皆さん何に使われるのだろう??と不思議なのですが、魅力のある素材感で紙という点がKitっぽいということで選択。

10年前、古着市場でどうにもならないアンゴラとかカシミヤのセーターをお婆さんがリメイクして手袋にしていた事を思い出して探しました。
多分このあたりだったかな〜とウロウロ。古着の山の頂きにお婆さんが鎮座してチクチクやっている、という衝撃のお姿でしたがさすがにもういらっしゃらない。
手編みのポシェット(編み方は韓国民芸品によくある技法)とかスカーフとか、刺繍入りの布小物とか、当時は目に入らなかったものが見えてきて意外と発見があった。また来よう。帰り道にビニール袋にグチャグチャに突っ込まれたスカーフの中から韓国的(赤と青)のハートを見つけました。
2枚セットで買わないとダメよ、と言われて必死で可愛いのが無いか探す。あったあった、おばちゃんぽいちょっとレトロな花柄が。

いったん荷物を送ろうと市場近くの郵便局へ。しばらく来ない間に荷受けがオンライン登録になっており、外国人には難易度★★★★★。
受付のおばちゃんも助けてくれないし、思った以上に時間を取られてクタクタに→まだ仕入れが残っていたけれど帰国の時間が迫っていて、残念ながらここで終了→バスで宿へ向かうもまさかの乗り間違う→途中で蒸しアンパンを買い食いし頬張りながら急いで空港へ→と、いつもこんな感じでバッタバタ。やり残した宿題が残ってしまいますが、次回へ持ち越すとします。私にとってここはいつでも帰って来れる場所になりました。

こんにちは、さようならの意味があるアンニョン。 良い言葉です。
アンニョン韓国。

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