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李朝時代の黒板。
当然、使い倒されて現存するものが無いのか、そもそもあまり見ないのですがこちらは特に珍です〜。塗装にものすごく注目しました。白漆かな?と思いましたが上に思いっきり塗料が載ってる感もあり何か違う...と思い聞いてみると、卵白と松脂を練ったものを塗装しているそうです。小さなサイズの黒板は特に貴重であり、通常より厚みもあり、塗装が浸透して馴染んでいるのか、艶が出て非常にエレガンスな存在感を放っています。ひと目見ただけでも、お高そう。実際に今は使う事は出来ないのですが花台にするにも良く、テーブルに寝かせた時に安定感があることも重要です。とにかく木の艶が仕上がっているので堂々たるもの。
黒板自体、仕入れることが少ないのですが昨年から続けて豊作です。前回は墨が入りすぎて黒くなったもの、カーキ色に塗装(顔料?)された黒板を仕入れたのですが、滅茶苦茶に激しい絵画のような弾けっぷりがカッコ良くて木の味わいは無視でした。それらは茶人のもとへ旅立って行きました。皆さんどう使われているのだろか謎なのですが、機会があれば是非instagramにでも使用写真を投稿していただければと思います。
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